【当季雑詠】；葦；106；○；虞犯少年水母にステッカーを貼る；「虞犯少年」がイイですね。母の字の入る「水母」との取合せの妙味。最近の親子関係は難しいよね。； #yasei_kukai

【当季雑詠】；黒木；106；○；虞犯少年水母にステッカーを貼る；「虞犯少年」と「水母」の取り合わせが良くて選。くらげの表記が「海月」ではなく「水母」であり、母の字を含むところに作者の思惑を感じる。； #yasei_kukai

【当季雑詠】；抹；106；◎；虞犯少年水母にステッカーを貼る；少年が貼るとも読めますが、上五で切れていると読むべきでしょうか。暗喩でありつつ、貼るという動詞のだめ押しで実際に手に触れるように水母の質感が冷ややかに想像されて、上五と響き合います。； #yasei_kukai

【当季雑詠】；のん；106；◎；虞犯少年水母にステッカーを貼る；「虞犯少年」は「俳人」の謂い。ステッカーを「水母」に貼るなんて発想は、まさに俳人魂ならでは。俳人の外見はどうあれ中身はすべからく「虞犯」＝犯罪を犯す虞（おそれ）のある少年（少女）」なのだ！； #yasei_kukai

【当季雑詠】；月子；106；○；虞犯少年水母にステッカーを貼る；虞犯少年と水母の取り合せだけでもうやられてしまいました。実際には貼れないところに貼るステッカーは悲哀と反骨のどちらなんでしょう？ ； #yasei_kukai

【当季雑詠】；本屋；106；◎；虞犯少年水母にステッカーを貼る；「虞犯少年」の字面から、故事成語（ステッカーの故事！）のようにも思えてくる。「水母」に含まれる「母」が「少年」と響き合う。イキがって自分なりの小悪事を働いても、可愛さの透けて見える息子よ。； #yasei_kukai