だれでも句会システム
ねたあとに -presented by 傍点-
野性俳壇常連句会
揚羽蝶一糸纏はぬ骸骨に
選者
選評
蒼奏 蒼奏 蒼奏
野
【当季雑詠】;野;103;○;揚羽蝶一糸纏はぬ骸骨に;揚羽蝶の羽の模様は肋骨を、その羽ばたきは霊魂の揺らめきを思わせる。蝶は人の死とどことなく近い。亡骸の主の魂が揚羽蝶となってこの世に舞い戻ってきたのだろう。; #yasei_kukai
月波 月波 月波
【当季雑詠】;月波;103;○;揚羽蝶一糸纏はぬ骸骨に;実際にあるのかは知らないがタロットカードの図柄のイメージ。変態・輪廻を思わせるので、悪いカードではなさそう。「一糸纏わぬ」だから転生か。揚羽蝶の模様が骸骨のようにも見えて。想像力を刺激される。; #yasei_kukai
川奈 川奈 川奈
【当季雑詠】;川奈;103;○;揚羽蝶一糸纏はぬ骸骨に;一糸まとわぬという言葉から、生まれ変わったように美しく成長した揚羽蝶が、蛹から羽化する瞬間を思い浮かべる。人間も骸骨になってしまえば、着飾ることもなく生まれ変わる存在。揚羽蝶が骸骨に親しみを感じてとまっているようで、繊細で神秘的な光景に思える。; #yasei_kukai