【桜・花】;桂;35;◎;花筏自分の部屋を借りにけり;;進学や就職で部屋を借りたのか。花筏が水面をいくようにそれまでの生活から旅立ちをした。花筏は花びらがいくつも集まり、時には離れ滞留もする。これからの生活を色々暗示させる絶妙な季語だと思う。#boutensakura_kukai
【桜・花】;貴;35;○;花筏自分の部屋を借りにけり;「引っ越し」ではないから実家を出て初めての一人暮らしなのかなと読んだ。親から自立して生活する不安感のような緊張感のようなものが花筏でとてもうまく表現されていると思った。; #boutensakura_kukai
#boutensakura_kukai 友定選;35;○;花筏自分の部屋を借りにけり;新生活の句。花筏を新しく住み始める街の景色として見ています。桜の季語のなかでも下を向く季語を合わせたのが独特で、そこに新生活への緊張感を受け取りました。「借りにけり」と噛みしめたのも好きです。